2014年10月6日月曜日

Git で master ブランチに merge されたらデプロイするというフローが面倒臭いと言われた

複数人でとあるシステムを開発しているとき、共有で使用されている開発環境がありまして
システムの確認にはこの開発環境を利用しています。
(よくある構成かと思います)

普段、開発環境にシステムを反映するときにはファイルをアップロードするのですが、複数人で
開発していること、ファイルのアップ漏れや意図しないファイルの上書きによる問題の発生を
予防したかったので Git のブランチが merge されたら開発環境に反映される仕組みを導入して
おりました。
(仕組みについては今度投稿したいと思います)

この仕組みを導入して半年以上経っていましたが、上述の懸念事項は発生しませんでした。
merge は誰でも出来るようになっているのですが、メンバーが Git について詳しくないこと、一応
私がシステム開発を主動するポジションでしたので merge は私が行っていました。

ある日、システムの修正が発生し、対応は出来たのですが対応自体は他のメンバーが行っていて
いつも通り私が merge して開発環境に反映しました。
すぐに修正できる内容だったのですが、開発環境への反映がすぐに行われなかったので
統括している方に何故、すぐに反映されないのかと聞かれました。

そのとき、この仕組みのことを説明すると何でそんな面倒臭いことをしているんだと言われました。
正直、こっちが「えっ?」って思いましたが、堪えました。

この仕組みを利用しなければ、複数人で作業するときには冒頭の懸念事項があるので
都度、他メンバーに知らせたり、ファイルが上書きされるものなら元に戻したりする必要が
あって、そのときはロスが発生して無駄な時間を費やすのに。

コヤツは何を言っているんだ?自分には関係無くてもチームとしては関係あるんだよ!
チームの他のメンバーのこと考えているのか?と思いましたが、口には出さず堪えました。

モヤモヤした気持ちを鎮めるために、今まで開発環境への反映にどれだけの回数が
実行されたか確認したところ数百回行われていました。

この数を見て私は面倒臭いとは思いませんでした。
むしろ、この回数分はロスが発生する可能性を防げたと思いましたし、そう自分に言って
気持ちを鎮めました。