2014年9月13日土曜日

Jenkinsサーバーのジョブ状態を通知してくれるJenkinsOnDesktopを使ってみた

Jenkinsサーバーのジョブ状態を通知してくれるWindowsアプリケーションJenkinsOnDesktop
利用するときには.NET Framework 4.0 以上とWindows PowerShell 2.0 以上が必要になります。
Windows PowerShellを利用するのは初めてだったので、一緒にWindows PowerShellについても
触ってみました。
JenkinsOnDesktopのセットアップ手順があるのでそれに沿って実行してみただけですが。

PowerShellスクリプト実行を可能にすると書かれているのですが、PowerShellの実行ポリシーが
全体に適用される雰囲気で実行ポリシーについて調べてみるとセキュリティを考慮して
デフォルトではPowerShellスクリプトは実行不可になっているようです。
実行ポリシーの状態は get-executionpolicy で確認できます。
about_Execution_Policies
確認したところ確かにスクリプトが実行できない Restricted でした。
個別にPowerShellスクリプトの実行を制御できないか調べてみましたが、ブロックの解除という
方法はあるみたいですが、私の環境ではブロックの解除自体が見つかりませんでした。

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned で実行ポリシーを変更します。
RemoteSigned はスクリプトを実行できるようになりますが、ローカルで実行されたスクリプトおよび
作成されたスクリプトに関してはデジタル署名が不要になるようです。
PowerShellスクリプトでのデジタル署名の役割については今度調べてみたいと思います。

JenkinsOnDesktop.exeでアプリケーションを起動してJenkinsさんに仕事をしてもらうサーバーを
設定します。
サーバーのURLを入力するだけで良いようです。
今回はローカル環境を指定したので、ジョブの状態は通知されることを確認しましたが
ログインしないとジョブの一覧が表示されない環境ではどのようになるか今回は試していません。

執事の情報や見た目を変更できるようですので、好きな画像に差し替えてテンションを上げるのも
良いかもしれません。

仕事場ではメール通知を利用していて、本当はJenkinsさんに声で知らせて欲しいのですが
そんな音を気安く出しても良い雰囲気ではないので、こういう通知してくれるアプリケーションは
助かります。