色々とあったので、今回試した内容を残しておこうと思います。
利用したツール
dex2jar
JD-GUI
android-apktool
apkファイルは拡張子はapkですが、実体はzipファイルなので拡張子をzipに変更して解凍できます。
今回知った内容はjarファイルに変換してソースコードを閲覧する方法とresourceフォルダのxmlや
AndroidManifest.xmlを閲覧する方法になります。
jarファイルに変換してソースコードを閲覧する方法
ツールはdex2jarとJD-GUIを利用します。
apkファイルをzipファイルとして解凍するとclasses.dexに閲覧したい.classファイルがあるのですが
このままでは閲覧できないのでdex2jarを利用してjarファイルを生成します。
dex2jarのサイトからdex2jar-0.0.x.x.zipをダウンロードして任意のフォルダに解凍します。
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dex2jar |
実行するとclasses.dexファイルがあるフォルダにclasses_dex2jar.jarファイルが作成されます。
- C:\> C:\dex2jar-0.0.x.x\dex2jar.bat C:\AndroidApp\classes.dex
このjarファイルをJD-GUIというアプリケーションで閲覧します。
JD-GUIのサイトのDownloadからWindowsのjd-gui-0.x.x.windows.zipをダウンロードして任意の
フォルダに解凍します。
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JD-GUI |
解凍したフォルダにあるjd-gui.exeを起動し出現するウィンドウにclasses_dex2jar.jarファイルを
ドラッグ&ドロップすることでclasses_dex2jar.jarファイルの中身を閲覧できます。
resourceフォルダのxmlやAndroidManifest.xmlを閲覧する方法
ツールはandroid-apktoolを利用します。
apkファイルをzipファイルとして解凍することでresフォルダやAndroidManifest.xmlファイルが
生成されますが、このままではバイナリ形式で閲覧することは出来ません。
xmlファイルなど本来テキスト形式で閲覧できるようにandroid-apktoolを利用します。
android-apktoolのサイトからapktool-install-windows-r05-ibot.tar.bz2、apktool1.5.2.tar.bz2を
ダウンロードして任意のフォルダに解凍します。
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android-apktool |
インストール方法もありました。
解凍した後は1つのフォルダにaapt.exe、apktool.bat、apktool.jarをまとめます。
apktool.batをコンソールから実行します。
実行するとapktool.batファイルがあるフォルダにapkファイルをデコードしたフォルダが生成され
- C:\> C:\apktool1.5.2\apktool.bat decode C:\AndroidApp.apk
xmlファイルなどテキスト形式で閲覧できるようになります。