CentOS6にはRubyがデフォルトでありますが、バージョンが
1.8系と古いです。現在の安定版は2.3系です。
Serverspecのセットアップ方法を調べてみてもRubyの
インストールについては省略されていることが多く、普段利用しない
言語のインストールとなると慎重になるので調べてみました。
Rubyの複数のバージョンを簡単に管理できるrbenvを利用して
Rubyをインストールしてみます。
rbenvのインストールに必要なパッケージのインストール
sudo yum groupinstall -y development sudo yum install -y openssl-devel readline-devel zlib-develrbenvのインストール
git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv cd ~/.rbenv && src/configure && make -C src echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile ~/.rbenv/bin/rbenv init echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile source ~/.bash_profile type rbenvrbenvでRubyをインストールするために必要なプラグインをインストール
git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-buildrbenv実行例
# rbenvでインストール可能なRubyのバージョン一覧表示 rbenv install -l # Ruby 2.3.1をインストール rbenv install 2.3.1 # Ruby 実行バージョン(全体)を2.3.1に設定 rbenv global 2.3.1